製品は日本海軍の「中島艦上偵察機 彩雲」を1/72スケールで再現したキットです。
「彩雲11型」と「彩雲11型夜間偵察機」「彩雲12型(改)」のいずれかを選択できます。
説明書を一新し、通常型の11型、11型夜戦と試作の12型(彩雲改)を選択して組み立てることが出来るようになりました。
塗装指示も分かりやすく表記しています。
302空の改造機である30mm斜め機銃を搭載した夜戦型用に、専用の砲身とキャノピーを収録しています。
12型の排気タービン付き発動機は専用部品で再現できます。
成型色は塗装しやすいよう、ライトグレーとし、
キャノピーと胴体下部の視察窓、翼端灯はクリアー成型としています。
機体は左右分割、主翼は上下分割式。
パッケージイラストは吉原幹也氏の新規描きおろし。
「我ニ 追イツク グラマン ナシ !! 」
電文のアツいシーンを再現した迫力のあるイラストが見どころです。
~新規デカールが付属~
日の丸マーク、機体番号、機体標識、操縦席計器盤などを再現したデカールが付属。
日の丸マークはフチなし、白フチあり、緑フチありの3種類から選択できます。
操縦席計器盤は通常と夜間戦闘機用の2種類から選択できます。
機体番号は太平洋戦争後期に配備された各部隊表記を表現可能。
バラ数字により762空や343空も再現できます。
※この商品は、組み立て、塗装が必要なキットです。
※組み立て、塗装には別途、接着剤や工具等が必要です。
高性能偵察機の研究から開発が進み、昭和19年に制式採用された彩雲。
敵攻撃機を振り切った「我ニ追イツクグラマンナシ」の電文は日本海軍最速機としての彩雲を象徴するエピソードとして知られています。
11型制式採用後、対B−29のため30mm斜め機銃を装備したのが11型夜間戦闘機です。
安田博中尉/福田太郎中尉の搭乗したヨD-295は終戦まで活躍しました。
日本海軍最速の彩雲は、高高度性能を向上させる為に昭和19年(1944年)3月海軍航空技術廠で液体酸素噴射、排気タービン過給器、 2段2速過給器が比較検討されました。
12型は、エンジンを誉24ル型(NK9L-L,ハ45・24)に換装し、日立92型排気タービン過給器(ル-212)を装備した試作機が昭和20年(1945年)2月に2機完成、7月に初飛行したが、排気タービンが不調で十分なテストを行わない内に敗戦を迎えました。
モニターや画像解像度の問題により、色の見え方が実際の商品と異なることが御座いますので、予めご了承下さい。商品は新品・未開封です。