●製品は昭和16年水師準備が完了から開戦時の姿を再現できます。
●インジェクションパーツでは再現の難しい細部に至るまで細密に表現できるエッチングパーツが付属。
●展示用の台座は木甲板/ストリップ加工模様の通常版とは異なるパーツが付属。
●1/350の大型スケールならではの造形表現で作ることができます。
・艦体と艦底部は水線でパーツ分割。フルハルタイプと洋上タイプの両方を再作可能。
・パーツは主要な色調と合わせた分割・着色がなされています。
・灰色は舞鶴工廠色を模したやや明るめのグレー、リノリウム色や艦底色など計6色のパーツ色で構成。
・艦体は左右分割式。ボス圧入で嵌合する仕様。
・最終時の雪風に比べ舷窓が閉鎖されていない竣工時の姿を専用部品で用意。
・舷外電路の押さえ金や鋼板の厚み、舷窓と庇も含む1/700では再現しきれない部分まで表現。
・艦底は一体成型。鋼板の厚みや重なりを再現しており精密感ある表面性状。
・底部の給排水口や聴音装置、キールのリベットなど繊細な彫刻で再現しています。
・主砲はスライド金型の起用により、砲塔の全周にモールドを施しつつワンピース構造としています。
・砲身は組立後も俯仰が1門ずつで可能な構造、スライド金型により砲口は開口された形状で表現。
・組立後は見えなくなる底面も、補強桁の造形など細部まで再現にこだわった内容。
・陽炎型の特徴でもある61センチ4連装魚雷発射管は覆い・魚雷管・魚雷の3パーツで精密に再現。
・組立後は左右へ指向、旋回させることが可能。
・艦橋基部はスライド金型の起用により側壁全周の造形・彫刻を施しつつも一体成型パーツとしています。
・艦橋頂部の九四式方位盤は組立後も旋回可能で主砲との指向方向を合わせることが可能。
・艦橋窓はクリアー成型の専用パーツを用意。
・マストは前脚と後方2脚の2ピース構造で、電探未装備のシンプルな形状を再現しています。
・煙突は左右貼り合わせ式で、ファンネルキャップは網状で抜けた状態としているためリアルな造形に仕上がっています。
・ファンネルキャップと煙突頂部の黒色塗装はパーツ着色であらかじめ再現しています。
・蒸気捨管や烹炊用煙突は機関用煙突とは別パーツ化を図り、立体的な造形へとしています。
・前後上甲板のリノリウム部分は、ブラウン系の成型着色パーツを用意。
・リノリウム押さえは繊細な彫刻で表現。
・上甲板中央部の鋼製甲板は滑り止め(ストリップ)模様を細密に凸彫刻で再現。
・後部魚雷次発装填装置や探照灯台基部はスライド金型により一体化パーツとしつつ側面と上面のいずれにも彫刻を施しています。
・艦尾には爆雷を装備した姿で開戦時専用のパーツを起用、用意。
・軍艦旗やカッター内面部分の彩色を表現するカット済みシールが付属。
・エッチングパーツは2枚付属、手摺など追加する部分とインジェクションパーツの置き換え部分を収録。
・九三式61センチ酸素魚雷、12.7センチ砲身、爆雷はメタルパーツで用意。
・乗組員は2種のパーツが各1ランナーずつ付属、立位を中心とした70体、作業や射撃姿勢を中心とした71体。
・乗組員パーツは塗装時の発色を考慮しホワイトの成型色としています。
成型パーツは舞鶴工廠色、艦底色、リノリウム色、黒色、透明色、金色、白色の7色構成です。
【付属内容】
・ランナー
・組立説明書
・エッチングパーツ
・メタルパーツ
・紙シール
・デカール
塗装が不要:パーツそれぞれに成型色で着色されており(乗組員/金属パーツは除く)、一部はシールと合わせて彩色を表現します。
接着が不要:パーツ同士をはめ込む設計仕様により簡単に組立てられるようになっています。
駆逐艦陽炎は陽炎型19隻のうちのネームシップ・1番艦として開戦迫る昭和14年11月に舞鶴海軍工廠で竣工しました。
陽炎型は特型や白露型と進化発展してきたそれまでの建造ノウハウを結集した艦級となり、排水量は2,000トンに至り、12.7センチ連装砲を3基、61センチ4連装魚雷発射管を2基搭載、52,000馬力の機関により35ノットを発揮する艦隊型駆逐艦でした。
陽炎は後続能力の高さから、太平洋戦争緒戦においては赤城・加賀などから構成される空母機動部隊の護衛に従事、真珠湾攻撃をはじめポートダーウィン空襲やインド洋作戦にも従事した。
ソロモン諸島での米軍上陸/反攻時期からはガダルカナル島奪還の諸作戦に参加、ケ号作戦(ガ島撤退作戦)以降もソロモン海域で輸送等に従事するも、昭和18年5月にコロンバンガラ島輸送作戦中、ブラケット海峡で触雷・戦没しました。
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