航空母艦蒼龍は龍驤に続いて建造された空母で、軍縮条約の制限にとらわれることなく建造され、排水量15,900トン、全長227.5mで34.5ノットの速力を有し、バランスの取れた中型空母として呉海軍工廠で昭和12年12月に竣工しました。
就役後は日華事変に参加、太平洋戦争では開戦劈頭の真珠湾攻撃に参加、ウェーク島攻略支援、インド洋作戦など各地を転戦、昭和17年6月のMI作戦(ミッドウェー島攻略作戦)で米機動部隊の攻撃により被弾炎上、戦没しました。
・製品は竣工間もない昭和13年、太平洋戦争開戦時の昭和16年の姿をモチーフにしています。
・昭和17年6月のMI作戦時、飛行甲板の敵味方識別用(日の丸)マーキングもあり、ミッドウェー島攻略作戦時にもできます。
製品発売時期による装備品等の再現度差異を統一化できるよう新規設計パーツを用意、一部は塗装作業を考慮した分割も。
・12.7センチ連装高角砲A一型は全4パーツと細分化、既存品2パーツから造形解像度をアップ。
・煤煙シールド付きの12.7センチ連装高角砲A一型改2は全4パーツと細分化、造形解像度をアップ。
・短艇甲板の9メートルカッターは塗装を考慮し2パーツ化。
・12メートル内火艇は塗装を考慮し、キャンバス、操舵室/機械室天蓋を別パーツに。各塗装を行い組立接着を後から行う仕様。
・艦首の菊花紋章を新規に用意。
・3パーツ構成で艇本体と積載部床面を別パーツ化、塗装後に組み立ててマスキング不要に。
・艦尾に積載された12メートル内火艇の架台は凹凸形状や軽め穴をモールドで表現、精密感が増す造形に。
・飛行甲板マーキングは昭和13年と昭和16年の2種を用意、昭和17年MI作戦時の赤い識別円も収録。
・艦尾艦名表記(軍艦色塗潰し色調)を含んだデカールを追加。
・九六式25ミリ連装機銃は塗装/塗分け作業が軽減された2パーツ構成のパーツが標準仕様に。
・艦体は左右舷側が一体となった構造で飛龍より低い艦首甲板など特徴を専用部品で再現しています。
・多数の舷窓や左舷に多く見られる缶室通風路の張り出しなど一体パーツながら立体感ある作りになっています。
・飛行甲板は繊細な木甲板、エキスパンションジョイント、四方を囲う樋、鉄甲板の眼環など繊細な彫刻を施した1枚構造です。
・エレベーターや遮風柵は別パーツで用意しています。
・錨鎖甲板や短艇甲板は滑り止めのスプリット模様やリノリウム押さえなど繊細な彫刻で表現。
・煙突は上下貼り合わせ式の2パーツ構造です。
・高角砲座など床面のストリップ模様は精細な彫刻で表現。
・艦橋には精密感を増す双眼望遠鏡パーツが別パーツで収録。
・艦載機は5機種17機が付属、成型色はグレー。
・昭和13年時用の艦載機は九六式艦上戦闘機・九六式艦上爆撃機の各4機。
・昭和16年以降の艦載機は零式艦上戦闘機21型・九九式艦上爆撃機・九七式艦上攻撃機の各3機。
・25ミリ連装機銃は精密な造形、塗分けが容易な構造の2パーツ式で2018年起用金型パーツが標準封入。
・成型色は主要パーツおよび艦底板、艦載機、機銃パーツなどグレー成型。
●付属デカールは3種類
・艦載機のマーキング用デカール1枚付属。
・艦尾艦名や甲板支柱の白線用の汎用デカール2枚付属。
・飛行甲板マーキングや軍艦旗、昭和17年6月のMI作戦時に於ける飛行甲板/味方識別マーク(日の丸)
製品は接着組立と塗装を必要とする未塗装キットです。
スケールは1/700で、艦底部は含まない洋上模型です。
従来(特シリーズ)の金型と新規に設計された追加パーツで構成された製品です
【付属内容】
・ランナーx46
・組立説明書x1
・デカールx4
モニターや画像解像度の問題により、色の見え方が実際の商品と異なることが御座いますので、予めご了承下さい。商品は新品・未開封です。