昭和16年の太平洋開戦時、日本海軍の主力空母艦載機には新鋭機が揃えられていました。
空母赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴を中心に、のちには隼鷹、飛鷹、祥鳳、瑞鳳なども戦線に加わり、
零式艦上戦闘機、九九式艦上爆撃機、九七式艦上攻撃機のトリオは真珠湾攻撃、インド洋作戦、珊瑚海海戦に参加し多大な戦果をあげました。
昭和17年のミッドウェー作戦では二式艦上偵察機が試験的に蒼龍に艦載されつつも、艦戦・艦爆・艦攻はしばらく新型機に更新されることなく昭和18年を迎えることとなりました。
製品は1/700スケールで接着組立と塗装を必要とする未塗装キットです。
従来(G-upシリーズ)の金型を使用した製品です。
特シリーズの「精密さ」コンセプトに合わせた空母艦載機として設計されています。
機種ごとに買い集めることなく艦上戦闘機・爆撃機・攻撃機・偵察機の4機種がオールインワンに。
南雲機動部隊や隼鷹、祥鳳など戦時完成空母にも適応した機種編成としています。
●内容
機数は零戦6機、九九艦爆6機、九七艦攻4機、二式艦偵2機の合計18機を封入。
成型色はグレーで従来の透明より工作時の破損リスクを減らしています。
国籍マーキング用にデカールが付属します。
●対応航空母艦
航空母艦「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」「翔鶴」「瑞鶴」をはじめ、「祥鳳」「瑞鳳」「隼鷹」「飛鷹」の艦載機として適応。
●零式艦上戦闘機
・翼幅の広い艦上機仕様21型をモチーフにしています。
・パーツ点数は1機あたり7点(機体・風防・プロペラ・増槽・主脚・尾輪)です。
・パーツ分割により主脚柱とカバーの造形や尾輪など従来よりリアルな形状としています。
・増槽、プロペラ、風防を別パーツ化しており、塗り分けが容易な仕様。
・6機封入。
●九九式艦上爆撃機
・開戦時から中盤まで主力であった11型をモチーフにしています。
・パーツ点数は1機あたり7点(機体・風防・プロペラ・爆弾・主脚・尾輪)です。
・パーツ分割により特徴的な主脚カバーや250キロ爆弾の形状再現を的確にしています。
・爆弾、プロペラ、風防を別パーツ化しており、塗り分けが容易な仕様。
・6機封入。
●九七式艦上攻撃機
・発動機に「栄11型」を搭載した3号艦攻をモチーフにしています。
・パーツ点数は1機あたり7点(機体・風防・プロペラ・航空魚雷・主脚・尾輪)です。
・大型の風防、航空魚雷、プロペラを別パーツ化しており、塗り分けが容易な仕様。
・搭載魚雷は後方が絞られた形状を、主脚はタイヤの丸みある形状を細密に立体化。
・4機封入。
●二式艦上偵察機
・彗星艦爆として投入され以前に艦偵として正式化された液冷機をモチーフにしています。
・パーツ点数は1機あたり10点(機体・風防・増槽・60キロ爆弾・主脚・尾輪・プロペラ)です。
・風防やプロペラ、60キロ爆弾は別パーツ化しており、塗り分けが容易な仕様。
・機体はアツタ液冷発動機を搭載した独特な形状をとらえた造形になっています。
・2機封入。
●付属デカール
・主翼上下面、胴体の日の丸マーク(白縁付きの戦時前半仕様)を収録しています。
・昭和19年6月以降の日の丸白縁塗りつぶしタイプのマーキングも収録、九九艦爆などに使用できます。
モニターや画像解像度の問題により、色の見え方が実際の商品と異なることが御座いますので、予めご了承下さい。商品は新品・未開封です。